口コミで業者を選ぶときの注意

営業代行業者を選ぶ際、利用者の生の声が聞けるということから多くの人が参考にするであろう「口コミ」。もちろん大いに参考になるもののひとつなのですが、注意点があることも覚えておきましょう。

 

まずは「利用してよかった」などというポジティブな口コミがあった場合。こんな口コミをみたら自分もこの業者に依頼しようかなという気になりますよね。確かにその業者はいい仕事をしたのかもしれませんが、あなたの会社にとってもそうかとは限らない、というのが気をつけたいポイントです。そんなときは利用者がどのような営業代行を依頼したのか(テレアポ、新規顧客の獲得、訪問による営業)までしっかりとチェックしましょう。そこで現在の自社のニーズとは関係のない点を評価されていたのだとしたら、依頼をするというのはまだ早いといえます。逆にそこで自社とよく似た状況で、「よかった」という評価がされていたならば依頼する価値があるかもしれないということですね。

 

また、口コミというのはプラスの評価をたくさん読んで安心をしたいという人が多いものですが、あえて否定的な意見を探して吟味するということも大事です。さきほどご説明したように、マイナスな口コミの中にはサービス自体に不満を感じたものもあれば、自社とは合っていなかったなど反省も含めたものもたくさんあります。失敗をしないためにはあえてマイナスな口コミに一通り目を通すのも有効です。

 

最後に大事なのは、口コミを絶対的なものだと思わないことです。たとえば通販番組などで有名人がオススメしているからといってそれだけで購入を決めてしまうのはいけないですよね。あくまでも参考に、という気持ちに余裕をもって口コミを読むようにしてくださいね。