ニュースが続くスナック菓子業界

みなさんはスナック菓子はお好きですか?子どものころからなじみが深いお菓子だという人も多いかと思います。大人になった今でも、お酒のおつまみにとついつい買ってしまいますよね。そんなスナック菓子ですが最近では大きなニュースが続いています。

 

まずは大好きな人も多いであろう、カルビーの「ピザポテト」が一時期販売休止になっていましたね。原因は台風の被害で原料のジャガイモの収穫量が大きく減ってしまったことでした。ピザポテトだけでなくほかの種類のポテトチップスにも影響が出ていましたが、人気の高いピザポテトについてはインターネットで多数の嘆きの声があがっていました。ネットオークションでは定価の数倍の値段で販売されるなどして驚いたのを覚えています。

 

そして今話題になっているのは、日本人なら多くの人が知っている「カールおじさん」が印象的なカールが、中部以東で買えなくなってしまうというニュースです。ふんわり軽く、サクッという食感がおいしいカールは1968年からの歴史をもつ超ロングセラー商品ですが、そんな商品でも低迷してきているというのが現実のようです。

 

スナック菓子の採算をとるには物流の効率にポイントがあるようで、生産を行っている工場から輸送をしやすい地域を絞った結果、このようなほぼ西日本のみでの販売という流れになったようです。単に売り上げの問題かなと思ってしまいそうですが、生産から輸送、さらには広告費などさまざまな面が関わってくるという事実はマーケティングの勉強にもなりますね。

 

なじみが深いだけに悲しいニュースも目立つスナック菓子ですが、ひとつひとつに注目して考察をするのも営業マンとしてしておくべきことではないでしょうか。