ピンポイントなテレアポと大量のテレアポの違い

営業活動の中で比較的大きな割合を占め、営業の基本的なものでもあるテレアポ。これはターゲットの数によって質が変わってくるものでもあります。大きく分ければ、ターゲットが多いか少ないか。テレアポを営業代行業者に依頼をするにしても、それによって得意不得意がありますので違いを理解しておくことは非常に大切です。

 

それではターゲットが特定の一企業など、ピンポイントなテレアポとはどのようなものなのでしょうか。これは大企業と仕事をしたいという場合などに多く、たとえばベンチャー企業や小規模の企業が営業代行業者に大企業の決裁権者のアポ取りを依頼するというイメージです。この場合はもちろん、誰にでも使っているようなトークスクリプトのことばで話すなどといったことはできません。株式会社ナレッジプラス様のインタビューにもありましたが、それぞれのもつ人脈や、相手側を徹底研究した情報、営業代行会社独自のノウハウなどを総動員してアポをとりにいくということになります。自社内ではとてもアポさえ取ることが困難な企業でも、こういったテレアポが得意な業者に依頼すれば可能性はあるかもしれません。

 

それでは大量のテレアポというのはどのようなものでしょうか。簡単にいえば先ほどのピンポイントなテレアポと反対のことなのですが、こちらはある商品を多くのお客様に提案したい場合などに使われます。多くのお客様といってもやみくもに電話をするだけではもちろんいけません。興味がありそうなお客様のリスト、質の高いトークスクリプトを作成してからのテレアポとなります。しかし一件一件の成約率やアポ率に大きな期待ができるわけではないのでスピード、単純なアタックする数が大事になってきます。

 

2種類のテレアポをご紹介しましたが、営業代行業者に依頼するにしても得意、不得意があることを覚えておいてください。まずはどちらのタイプのテレアポが自社に必要なのかを明確にし、比較サイトや評判・口コミなどで出来る限り得意そうな業者を見極めましょう。たかがテレアポなんて思わずに、しっかり判断して依頼をしましょう。