営業活動と人脈

営業マンの武器になるものとして、「人脈」がありますが、みなさんは自分に人脈があるかと言われたらどう思いますか?「たくさんある」「こんな人と知り合いだ」などいろいろ思うことがあるかもしれませんが、それは良質の人脈といえるものでしょうか。

 

まず営業マンがもつべき人脈で勘違いしてほしくないのが、たくさんの人脈があればいいとは限らないということです。また少し取引をしたからといってそれだけで人脈につながるという浅はかな考えもしてはいけません。つまり、いかに良質な人脈をもっているかということが大事です。そのためには、ひとつひとつの取引や仕事をした相手のことを思いやり、アフターケアやなにか貢献できることを下がるということは忘れてはいけません。人脈というのはできるものではなく、作り上げるものだということを忘れないでください。

 

人脈を作り上げるためには、学ぶ姿勢が大切です。周りに良い人脈になりそうな付き合うべき人がいない、という考えを少しでももっているようではいけません。そのような考えでいては態度に出てしまい、相手にも伝わってしまいます。そうなってしまうと結局学べるべきことを教えてもらえずに、自ら人脈を狭めてしまうことになります。誰に対しても、「この人から少しでも何か勉強させてもらおう」という姿勢でいることはいつも意識しておきましょう。

 

人脈は仕事外の時間で形成されるものでもあります。たとえば地方で働いている人は、その地方のお祭りなどの行事に参加していますか?自分の周りに住む人たちに、自分はこういう人間だと知ってもらうことは地域のコミュニティにおいてはとても大切です。そこから縁があって深い付き合いになる人だっているかもしれません。仕事に置き換えても同じ事がいえますよね。

 

人脈があれば営業活動が上手くいくとは限りませんが、思わぬ所で人脈が役に立つ瞬間というのは意外と多いものです。営業代行業者では独特の人脈を売りにサービスを提供するところもあります。ぜひ良質な人脈を形成し、みなさんの営業活動のプラスにしてください。