世間話は営業マンの武器

営業マンのみなさん、世間話をうまく出来ていますか。
お客様先に訪問した際に仕事の話ばかりしている営業マンの人いませんか。
 

仕事の話をきっちりできる人は真面目で好感を持てますが、少しばかり硬い印象を与えがちです。
硬い印象を持たれると、この営業マンは融通が利かなそうだなとお客様に思われてしまうかもしれません。
何より商談の幅が狭くなってしまう可能性もあるのです。
決まった仕事の話をして終わりだと、その仕事の案件のみでお客様との会話が終わってしまうのです。せっかく時間を作って頂いたのに、それではもったいないですよね。
 

では、どのように話を広げればいいのかというと冒頭でたずねた世間話です。
世間話とはどういったことを話せばいいの?と思う営業マンもいると思います。
基本的に何でもいいんです。朝から見たニュースの話題だったり、天気の話だったり、地域のイベントのことだったり。
世間話をすることで、場の空気が柔らかくなりお客様が話をしやすい環境になります。
すると、自然と話の幅が広がり、自分が求めていた以上の仕事の話が上がってくることもあるのです。
ですが、注意する点がいくつかあります。
 

まずは、話過ぎないことです。世間話に夢中になりすぎて時間がなることもありますし、お客様もあまりにも仕事以外の話が長いと飽きてしまう可能性もあります。
適度な世間話をすることが重要なのですが、なかなか難しくもあります。
相手の表情や声のトーンを注意深く観察しながら話すことを心掛けましょう。
あと一つ気を付けておきたいことが話す内容です。
先ほど世間話は何でもいいと言ったのですが、政治、宗教の話はしない様にしましょう。
政治や宗教は人それぞれの考え方が強くありますので、深く話をしてしまうと商談がダメになることがあります。
凄くデリケートな話題ですので営業トークでも職場でも話題にすることは控えましょう。
 

お客様と話をすることが仕事の一つでもある営業です。
常に最新の情報を仕入れ、仕事以外の情報を活かした営業をしてみてはいかがでしょうか?