梅雨時期の営業

営業マンのみなさん。
梅雨に入り外回りが凄く嫌な季節になりましたね。
外出する際に傘を持って行くのも面倒くさいし、雨に濡れたらお客様先に訪問する気力すら失せてしまいます。
ジメッとした空気が本当にヤル気を奪っていく季節です。
 

こんな日は社内で資料作成などをして過ごしたいと考えてしまいませんか。
これは自分だけではなく、多くの人が同じ様に考えています。
ということは、お客様先の担当者や責任者、もしくは代表の方も社内に居る確率が高くなっているということです。
これは私も経験があるのですが、まだ入社して初めての梅雨のころ、部長に営業同行をすることがありました。
外は大雨なのに、凄くイキイキとしている部長。
なんでこんな雨の中外回りに行くんだと不思議に思っていたのですが、行く先々でキーマンと直接商談ができてしまうという、何とも波に乗った営業を見させてもらいました。
同行中の車のなかで、部長になぜこんなに上手くキーマンと話をすることができるのかを訊ねたときに言われたのが、「天気の悪いときこそチャンスなんだよ」と。
まだ、社会人3ヶ月の私はすぐには理解できなかったんですが、部長いわく、天気の悪い日に外に出たいと思う人は少ないはず。
ということは訪問先のキーマンも社内にいる可能性が高いはず。
特に私の会社は建設関係のお客様も多かったので、雨の日は現場に出ずに社内で業務を行ってる可能性が凄く高かったのです。
これを聞いてなるほどっと納得しました。
 

営業というのはただガムシャラにお客様先に回るのではなく、状況を上手く判断して行動をすることが大切なんだということを学ぶきっかけになりました。
特に日本は四季があり、季節ごとに営業のやり方を考えることで効率を上げることができる方法があります。
営業マンのみなさん。梅雨のジメっとした環境に心を曇らせるのではなく、この環境をチャンスとして活かしてみてはいかがでしょうか?