テレアポはキツい

毎日、毎日顔も見えないお客様にテレアポする。
本当にキツいですよね。
一日に何十件、何百件とアポイントの電話をかけても、簡単にアポイントを取ることもできず、お客様には冷めた口調で「結構です。」と電話を切られる。
本当に精神的にキツい仕事だと思います。
 

私もテレアポ営業の経験があるのですが、リストを作成しているときは、ここのお客様は話を聞いてくれそうだな。この規模の企業なら少しは話しを聞いてくれるだろうという気持ちでいたのですが、実際に電話をしてみると、あっさりとお断りされる始末。
最初の10件くらいのうちは、まだまだこれからだと自分に言い聞かせてテレアポを行っていたのですが、20件、30件、と連続して断られていくうちに段々心が折れて行くという有様に。
テレアポ初日はたった50件でギブアップしてしまいました。
今までに味わったことのない疲労感。喪失感。自分の無力さ。
社会人になって初めて仕事が嫌いになりそうでした。
でも、ここで諦めてはどうしようないと考え、テレアポの仕事をしている人たちはどのような心構えでテレアポをしているのか、テレアポ営業をしている友人に話しを聞いてみました。
 

まず、言われたことが今味わっていることはテレアポをしている人は誰しもが通っている道だということ。
そして、テレアポについての心構えを教えて何点か教えてもらいました。
 

まず、一つは断られて当たり前という気持ちで電話をする。
顔も名前も知らない人からお願いを心良く受けてくれる人はめったにいない。
断られることが普通なんだという気持ちで電話をかけること。
 

つぎに、相手への気配りをするということ。
どうしてもテレアポで電話をする場合は、自分の伝えたいことだけを一方的に伝えてしまいがちになってしまうが、相手も決して忙しくない訳ではないと。
電話をかける時間帯や電話をした際の相手の声のトーンや周りから聞こえる音を聞いて状況を判断すること。
 

あとは、決しておどおどしないということ。
人の感情は声に必ずあらわれるので、電話をかけてきた相手が挙動不審な感じだと不審に思ってしまうし、早口だったりすると伝えたいことが伝わらない。
自分のところの商品やサービスに自信を持って、ゆっくりと落ち着いて話しをすること。
この3つのことを教えてもらいました。
上記の内容をきいて、なるほどと納得がいきました。
 

ひとつは絶対にアポをとらなきゃという気持ちが自分を苦しめていた点。
電話をかける全てのお客様が必要としている訳ではなく、本当に必要としている人がいたときにアポを取ることができるんだと考えるようにしました。
そして、相手への配慮。
これは本当に考えが甘かった部分です。どの時間帯がお客様にとって都合の良い時間なのか、相手の職種などを考えないといけない部分です。
自分本位のテレアポではなく、相手のことを考えないと決して話しを聞いてもらないと言うこと。
そして、一番大事な部分。自社の商品、サービスに自信を持つこと。
良い商品、良いサービスだから是非、お客様にも使って頂きたい。この気持ちを持つことがトークに説得力を持たせることができるということ。
まだまだ、テレアポを始めたばかりの自分には目から鱗のような話でした。
 

今、テレアポ営業で苦しんでる営業マンの方がいましたら、この話を参考にテレアポへの考え方を見直してみてください。
少しでも今後の活動の参考になったら幸いです。