【第3回】インタビュー特集！営業代行の流儀[2]

成果を出すために重要なスタッフだからこそ
採用する際の条件にもこだわっています。

―――　成果報酬型に特化したスタイルと構築された理由を教えてもらえますか？

成果型でやっている大きな理由で言うと納得感というところですね。

―――　それはクライアント側のですか？

クライアント側もそうですけど自分たちもというのが大きいですね。それは自分たちがサービスを使う側だった時に、良い悪いは別として初期費用かかりますとか固定費がこれだけいただきますというのはあまり納得しづらい部分があったので、その逆の立場で出した時に一番良い形は成果型じゃないのかなというのが始めるきっかけでしたね。

―――それだけ成果を出せる自信もあったということなのですね。

そうですね。それに固定ですと工数に対してお金をいただいているという考え方が多いと思います。例えば一人工割きますとかですね。そういうのではなく成果型だとアポイントを取った結果としてもらえるので自分たちの工夫や努力次第でより効率的なことができるんじゃないかと思ってます。

―――　なるほど。より成果をあげるために他社に比べて御社が工夫している事や特化していることはなんですか？

ひとつは人材ですね。商談の経験のある人材を一番のボリュームとして採用しています。今ではテレアポスタッフの９割が商談経験者です。

―――　ということは営業経験者を採用しているということですか？

そうですね。そして残り１割くらいがテレアポの経験者なんですが、ただ経験してたという方でなく、他社で一番手で活躍してた方を個別にスカウトしています。

―――　一から教育する訳ではなくしっかりとした土台がある人材を採用しているんですね。

うちの強みとしてアポイントの質を重要視しているので、いくらレクチャーをしても商談経験のある人材とない人材を比べると圧倒的に差が出ますからね。　

―――　確かにそうですね。そういえば御社は全て社員さんでしたよね？アルバイトではなく全て社員として雇用している意味はあるのですか？

より取り組みの姿勢であったり意識的な部分を重要視したいので社員として雇用しています。

シンプルな料金設定だからこそ
安心してご利用いただいています。

―――　ホームページを拝見させていただくと料金形態がシンプルですがどのような違いで料金設定をおこなっているのですか？

３つのポイントを聞いて判断しています。どんなサービスなのか、どんなところ(ターゲット先)に、そしてどんなアポイントを取りましょうか、この３つです。この３つをお聞かせいただければ難易度はわかるので、そこで料金設定をさせていただいております。

―――　それは業種に限らずその３つのポイントに当てはめてみて難易度を判断するのですか？

そうです。同じサービスでもターゲット先が違えば難易度は変わりますし、求めるアポイントが違えばそこでまた難易度が変わります。例えば社長アポイントか担当者レベルのアポイントであれば難易度が変わりますからね。

―――　なるほどですね。ということは今、料金設定が10,000〜40,000円になってますけどどれだけ難易度が高くても40,000円を超える事はないということですか？

逆に超えるような提示しかできないものは自分たちからみると取れるか分からないので、正直にクライアントに話してお断りする場合や別のやり方を提案させていただくことはあります。

―――　それはクライアントにとっても良いですね。それに付随して初期固定費は一切いただかないということですがいただかない理由はなぜですか？

さきほども話した通り納得感ですね。初期固定費がかからない分、導入のハードルは低くなりますし、試してさえいただければ自分たちの実力も分かっていただけますし継続はされていくので一番最初は納得感を大切にしています。
正直、うちが固定型だったら別だと思いますが成果報酬でやりますといっていて初期費用がかかりますといわれるとクエッション感がでますよね。

―――　ほかにもコール課金型のシステムがあると伺ったのですがどのようなサービスですか？

あるにはあるのですがメインではないのでお客様が望んできた場合に対応してます。

―――　御社から提案する事はないのですか？

ないですね。うちは質の良いアポイントを取る事だけに特化しているので基本的にはお受けしていません。ただ、ついでにマーケティングをしてほしいという場合は合わせて対応する事はあります。