営業組織を持たない企業や、営業ノウハウのない企業にとって、営業代行サービスは非常に魅力的なサービスとなりますが、営業代行は良い点だけなのでしょうか?そこにはデメリットもあり、貴社が利用するのであれば、このデメリットも考慮し、考えるべきです。



デメリット1.貴社の案件になるか?確定ではない
営業代行サービスを利用する時、代行の範囲によって貴社の案件が確定するかどうかが分かれます。例えば「商談の機会を得る」という代行内容であれば、商談から契約までは貴社の範囲となり、その商談が成立するかどうかは貴社の力次第となります。
営業代行業者の中には、契約成立までおこなってくれる業者もありますが、費用も高額な場合が多く、また業者によっては、そこまで請け負えないということもあります。
このように、必ずしも営業代行=売上に直結というものではないという点は、営業代行サービスを利用する上で必ず理解しておくべきです。



デメリット2.悪質業者も存在します
悲しいことですが、営業代行業界にも悪質な業者が存在するようです。例えば、固定費契約で毎月、テレアポの代行をおこなうという話でサービスを利用したものの、実際には営業代行業者はテレアポをおこなっておらず、固定費が請求され続けたという話は、様々なところで耳にすることがあります。
自社で営業組織を抱えていれば見える部分も、業者に依頼することで不透明になる部分も出てくるという点は、知っておいて損はありません。
もし貴社が営業代行サービスを利用するのであれば、報告体制などしっかりと確認するようにしましょう。


営業代行は信用の上に成り立つもの
営業代行サービスを利用するには業者の見極めが大事です。
上記に書いたよう、営業代行にもデメリットは存在します。そこで重要になるのが、営業代行というサービスを深く理解すると共に、メリットやデメリットを把握し、本当に信用のできる企業と付き合うことです。
営業代行業者を利用する際、必ず最初に打合せなどをおこなうと思いますが、聞きにくい部分も貴社からどんどんヒアリングし、その業者がどう答えるかによって信用がおけるか、怪しいなと感じるか、を判断することができます。できないことは、はっきりできないと言ってくれる業者は信用がおけます。
以下に紹介する営業代行業者は、そのような話もしっかりとおこなってくれる業者です。
安心してご利用ください。
この記事を読んでいる貴社に最適な営業代行業者はこちらです
あなたに合わせて読んでもらいたいコンテンツ
-
依頼可能な営業代行の期間
営業代行を事業展開する業者の中には、代行をおこなう期間を設けてる場合があります。このページでは、業者がなぜ期間を設けるのか?また期間が設けられた業者を利用する時の注意点などを解説していきます。
-
営業用語・ビジネス用語集
ビジネスでは様々な専門用語が使われます。特にIT業界や広告業界、制作業界など技術を要する専門性の高い業界では専門用語が多様される傾向にあります。ここでは営業という職種を中心に、様々なビジネスの専門用語を用語集としてまとめています。わからない言葉があったら、一度、こちらのページで探してみてください。
-
営業代行依頼時の支払い内訳
営業代行サービスを利用した時、どのような請求が発生するのでしょうか?成果報酬、成功報酬などについては他のページで詳しく解説していますが、このページでは、それ以外に発生することのある料金や費用について解説します。
-
営業代行における3つの成功の定義
近年、営業代行サービスが普及するにつれ、完全成功報酬!完全成果報酬!と大々的にアピールする業者が増えています。わたし自身もそうだったのですが、この「成功」や「成果」の定義は業者によって様々で、実際に業者と会って「そうだったのか」と思うこともしばしばです。
ここでは営業代行業者が定義をする「成果」と「成功」を詳しく解説しますが、難しいことはありません。大きくは3つに分類することができるのです。
成果報酬を掲げる営業代行会社を利用する時、どこを成果としているかをしっかりと把握し、貴社にとって最良の選択をおこなうようにしましょう。 -
貴社が依頼する目的を整理しよう
市営バスが目的地に向けて走るように、物事には必ず目的が存在するものです。
営業代行サービスを利用する時、事前段階としておこなっておくべきなのが、貴社がなぜ、営業代行を利用するのか?営業代行を利用することで、貴社が何を得たいのか?という目的・要件の整理です。営業代行というサービスは請負可能な範囲が非常に広く、このクライアントの目的や要件によって代行の範囲が決まり、最終的な費用も異なってきますので、まずは貴社の中で、目的や要件を整理することから始めましょう。