営業代行サービスを利用する前に必ずおこなうのが、営業代行業者との打ち合わせ。その業者がどんな代行をおこなってくれるのかはもちろん、担当営業マンの人間性などを見ていると、営業代行業者の品質も見えてくるものです。ここでは業者へコンタクトを取る際に、気を付けておく点などをご紹介します。
必ず3社程度から話を聞きましょう。
例えば、あなたがTVを買う時、1台だけを見て、即決するでしょうか?きっと複数のTVを見て、性能や価格帯などを考慮して選び抜くと思います。それはあなたにとって、最も相応しく、最も得られるものが多いTVを、あなたが検討しているからに他なりません。
同じように営業代行や営業支援というサービスを検討する時も、1社だけにコンタクトをとり、話を聞くのではなく、必ず複数の業者から話を聞いて、それぞれの良さ・悪さなどを把握した上で利用の決定をおこなった方が、確実に成果が出やすくなります。
では、何社程度に話を聞くべきかと考えると、3社程度が良いものです。効率面なども考慮し、3社程度に話を聞けば、営業代行業界やサービスについて、おおよそ理解できるだけではなく、それぞれの強みや弱みなども見えてきます。
検索して上位に表示されている業者がいいとは限りません
営業代行ガイド.comのようなサイトが、あまりなく、開示される情報も乏しい営業代行業界。一般的に業者へ連絡する時にクライアントが使用するのがネット検索で、実に80%以上の方が使っているという話です。
ここで考えなければならないのが、上位に表示されている業者が、貴社にとって最も良い業者であるかという点。
当サイトの目的がそうであるよう、貴社は世の中に100社以上あると言われる営業代行業者の中から、最適なものを選び出さなければなりません。
他のページでも書いているよう、業者によって得意な営業代行は異なりますし、何より費用感もマチマチです。そのような点からも、たとえ面倒であっても必ず複数の業者にコンタクトをとり、それぞれから話を聞くようにしましょう。
コンタクト時の応対を観察しましょう
実際に営業代行業者へ電話またはメールで問合せなどコンタクトをとると思いますが、その時の応対をよく観察するようにしましょう。
例えば電話応対の場合、自社の対応が上手くできないようであれば、営業代行としてクライアントの電話応対もうまくできないと思いますし、逆に、よい印象を抱くような応対であれば、その業者はしっかりとオペレーター教育が行き届いていると考えられ、営業代行の品質も良さそうであろうと予想することができます。
またメールで問合せをおこなった際、翌日を目途に返信が来ていれば、自社内で細かく情報の確認や共有がおこなわれていると考えることができますので、クライアントとして利用する時も安心できるものです。
この応対の観察は、意外と大事な部分となりますので、忘れずおこなうようにしましょう。
ここで考えておきたい自社のこと
自社の応対は、自社のサービス品質の鏡です
上記でも書いたよう、業者の応対を観察することで、その業者の品質や教育、理念なども見えてくるものです。それは自分たちにも言えることで、自社の応対ひとつで、顧客に対して良い印象を抱かせるか、悪い印象を抱かせるかが決まってきます。営業代行の中にはコールセンター代行として、このようなインバウンド(反響応対)と呼ばれる部分の代行もおこなっている業者も多いので、もしお困りであれば、利用を検討しても良いかもしれませんね。
この記事を読んでいる貴社に最適な営業代行業者はこちらです
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